頭を良くする方法
ネットビジネスで稼ぐ為には
頭が良くないとダメです。
この場合の頭が良い、というのは
学歴やテストの点数ではなく
頭の柔軟さ、という意味ですね。
いくら高学歴でも
ガッチガチの頭ではダメです。
自分の価値観に合った事しか理解しようとしない。
自分の価値観に合ったものしか触れようとしない。
それじゃあ稼げません。
そもそも、結果が出るか出ないかは
やってみなければ分からない訳ですし
自分に本当に合うかどうかも
やってみなければ分からない訳ですよ。
にも関わらず
頭の固い人はその前の段階で
弾いちゃうでしょ。
だから稼げないんですよ。
ネットビジネスで稼げる人は
柔軟な発想を持ち、
色んな情報を受け入れる余裕がある人です。
様々な情報を柔軟に理解するからこそ
点として入った一つの情報が
他の情報と結びつき線になり、
いずれ面になり、立体化していくのです。
そうする事で
稼ぎのパターンや仕組みが確立されていく、と。
じゃあ、どうすれば
頭が柔らかくなるのか。
私のトレーニング方法として
自分が知らないマンガを読む、とか
ゲキダスを読む、などをご紹介してきましたが
もう一つおススメなのが
童話を研究する事、ですね。
グリム童話とか、ベタな童話の方がいいですよ。
情報も多いし、王道ネタを知っている話が多いので
理解も早いし定着もしやすいですからね。
なんで童話か、というと
童話って確実に正しい話ってないんですよ。
元ネタは口伝えなので
コレが絶対に正しい、という話はありません。
確実に正しいストーリーは無い、と
予め分かっていれば
色んなパターンを認める余裕を持てるでしょう。
グリム童話ってのは
グリム兄弟の創作本ではなく
グリム兄弟が口伝えの伝承を集めてきて
まとめた研究資料なんですよ。
だから絶対にこれが正しい!というスト―リーは無いのです。
口伝えの伝承なので
伝える人や時代が変わるたびに
個性や時代を織り込みながら変化するので
もはや確実と言えるストーリーは存在しません。
まぁ、グリム童話ですから
グリム兄弟が集めてきた話が
王道であり本流ではありますけどね。
でも、確実に正しい、とは言えないわけです。
グリム童話自体も
時代と共に変化していくわけだし。
例えば、白雪姫ってあるでしょ。
あれって継母が意地悪する話をご存じでしょうが
以前は普通に実母だったんですよ。
ネグレクトを意識、増長させるとして
いつのまにか継母に変更されたんです。
で、最近の研究では
これが実母ではなく最初から継母だった、
というパターンもあるらしいのですよ。
継母だけど、意地悪じゃなくてむしろ良母。
実の父と結ばれそうになった白雪姫を外に逃がし、
7人の小人をガードマンにつけ、それでも心配だから
リンゴや洋服をもってこっそりと会いに行く、みたいな。
でも、父と結ばれたかった白雪姫は
王子様をたらしこんで
継母を始末しに行く、みたいな。
父と王子の二股を確立し、
気に入らない継母を処刑し、
自分だけは優雅に暮らすという
夢の無いエグイ話もあるそうです。
要は白雪姫悪人パターンですよね。
で、この話を聞いて
頭の固い人は
「そんな話は認めん!白雪姫じゃない!!」
と怒り出したり、シャットアウトしたりする訳です。
ですが、頭の柔らかい人は
「なるほど、そんな展開もあるのか」
と、理解はしてくれる訳です。
これ、あなたにとって
どちらが得でしょうか。
もちろん、後者ですよね。
シャットアウトしてしまうと
あなたにとって何も上乗せさませんが
理解をする事であなたの世界が広がりますよね。
それを受け入れるかどうかはともかく、
理解をすれば自分に上乗せされていきます。
我々は学者ではないので
何が正しいかを決める事は重要ではありません。
重要なのは、何が自分にとって得なのか、です。
だいたい、元ネタ自体が不明確なんだから
何が正しいなんて決められないでしょう。
だったら、それぞれのストーリーを味わった方が
絶対にお得じゃないですか。
だからこそ、色んなパターンの話を理解する、と。
それを繰り返す事で
頭が柔軟になっていきますよ。
グリム童話みたいに
王道のネタを知っている話であれば
他のパターンも頭に入ってきやすいですし
比較して楽しむ事も容易です。
ですので、童話の研究というのは
自分の頭を柔らかくする上で
非常に有効だったりします。
ま、私は違う意味でも世界の童話を読んでますけどね。
とにもかくにも
もっと頭を柔らかくしたい!
もっと柔軟な発想をもてるようにしたい!
とお考えでしたら
童話の研究や比較がされている本を読むといいでしょう。
意外と面白いし、思考や視野が広がりますよ。
例えば、コレなんておススメです。
【中古】 グリム童話の世界 ヨーロッパ文化の深層へ 岩波新書/高橋義人【著】 【中古】afb |