GUCCIを買わなくなりました。
先日、佐野のプレミアムアウトレットに
家族で遊びに行ってきました。
ここであえて買い物ではなく遊び、と言ったのは
カミさん以外は買い物しないからです。
つまり、カミさんは狂ったように買い物しますが
私と娘は普通に散歩したり、遊具で遊んだりがメインなので
私的には遊びに行った感覚なんですよ。
まず、カミさんが一通りお店をみて
欲しいモノを取り置きして、
最後に私(決済手段)を連れて購入していく、と。
カミさん視点で見ると
子供の面倒を旦那がみてくれて
なおかつ自分のお金を使わなくても良い、という
超サービスタイムなのであります!
ま、いつも頑張ってくれているからね、奥様は。
辛辣な一言も、基本的には愛のムチですから。
たまの奥様サービスでございます。
結構、頻繁に奥様サービスしてる気もしますが・・・。
まぁ、それはともかく、ですね。
アウトレットでの買い物を通じて
今までの自分とは
大きく変わっている事に気づいたんですよ。
タイトルにあるとおり、
GUCCIを買わなくなりました。
実は私、GUCCIが大好きだったんですよ。
もう、皮製品は全部GUCCIというぐらい好きでした。
で、今使っている小銭入れも当然GUCCIなのですが
もう10年以上使っているんで傷んできちゃったんですね。
だから、そろそろ新しいのを買おうと思い、
GUCCIのお店に入って物色したのですが・・・・。
全く欲しいと思わなかったんですよ。
ポーターでいいじゃん、みたいな気分になりました。
え?何で??と自分でも思い、
バッグや財布、ベルト、コート、靴、帽子、とか
一通り見てまわったんですが
全く欲しいと思えませんでしたね。
これは衝撃的でした。
なんでだろう、と考えたら
お金を使う基準が完全に変わった、
いつでも買えるモノは欲しくない、
という結論に辿り着きました。
お金を使う基準が完全に変わったというのは
金持ち父さん貧乏父さんの影響が強いですね。
要は、自分が買おうとしているものは
将来的に自分に現金をもたらしてくれるのかどうか?
そこがゴミと資産との違いである、という考えですね。
金持ち父さんとの出会いは結構前ですが、
長い年月をかけて
やっとその教えが完全に身についたんでしょう。
まぁ、今後はリアルビジネスも高めて行きたいので
もしかしたらまたGUCCIを買う日がくるかもしれませんが
現状ではGUCCIは私と現金を繋げる事はないですからね。
だから欲しくなくなった、と。
あと、いつでも買えるものは欲しくない、というのは
高くて買えないから逆に欲しい、という事で
普通に買えるようになれば、大抵のものは欲しくない、と。
例えば、私の会社員時代の最高年収って
たぶん600万円ぐらいなんですよ。
某ファストフードの社員だった頃ね。
で、年収600万円ぐらいだと
全身GUCCIって結構キツイんですよ。
帽子、サングラス、ネクタイ、スーツ、時計、
マフラー、コート、靴、ベルト、
財布、小銭入れ、カフス、タイピン、
とかって揃えて行くとキリがない。
しかも、いきなり年収600万円じゃないですからね。
300万円ぐらいから始まって
昇進しながら年収が上がっていくわけでしょ。
だから、GUCCIを買う時は
いつもちょっと無理して買う、みたいな感じになります。
その辺の価格帯の商品が
一番欲しい価格帯なんでしょうね。
絶対に買えないわけじゃないけど、
ちょっとお高いな・・・と感じるレベル。
それが購買意欲というか、
欲しいという炎を燃やし続けさせるんでしょう。
でも、今は普通に買えるわけですよ。
そうなると、それほど魅力的ではなくなるんですね。
むしろ機能性とか費用対効果とか
そういう部分が気になりだしました。
それが人生にとってイイか悪いかはともかく、
お金の使い方は今までよりマシになったかなぁと。
そう思いましたね。
お金が残る使い方が出来るようになってきた、と。
そんな感じで
衝撃的な佐野プレミアムアウトレット、でした。
で、一番衝撃的だったのは
帰宅後に奥様が買った商品とレシートを見た時でした・・・。
まさにゴミの山というか、
私とは正反対のお金の使い方で
これはこれで超ショックでした。
うまくバランスが取れてるもんですね。