30代を応援する、群馬の独立系FPです。

次女のひな人形はどう選ぶ?

02231

先日、

下の子の初節句に備えて
人形を買ってきました。

 

私的には来年だと思っていたのですが
生まれて最初の3月が初節句だ!
と母に言われて、慌てて買いに行きました。

 

油断してたぜ・・・。

 

で、何を買うか考えたのですが。

 

上の子のひな人形は
3段飾りがあるので、
下の子はどうするか。

 

3段飾りを二つ買うのも変だし、
かといって
上の子が3段飾りで
下の子が添え人形だけってのもアレですよね。

 

じゃあ、これを機に
3段飾りはご供養して頂き、
新たにもっと大きいのを買うか!?

 

という議論も出ましたが
それはちょっと変というか
今まで守ってくれていた3段飾りに失礼な気がします。

 

そもそも、ひな人形とは
一人ひとつが原則です。

 

娘に降りかかる不幸を
娘の代わりに受けて頂き、
娘の身を守って頂く、

 

という意味で飾るので
一つのひな人形を二人で共有するってのは
変じゃないですか。

 

じゃあ、3段飾りを二つ買えばいいじゃん、
という事になったのですが
それもまた変ですよね。

 

かといって、
長女と次女とで差をつけるのも
良くないと思うし・・・。

 

普段は差をつけてますよ。

 

長女に姉の自覚を持ってほしいので。

 

お姉ちゃんだからこうしてあげる、とか
妹をかわいがってくれているからこれをあげる、とか
そういうレベルでは差をつけてます。

 

でも、こういった後に残るモノについては
差をつけない方がいいかな、と思ってます。

 

一生言われるでしょ。

 

お姉ちゃんは3段飾りなのに
私は添え人形だった、と。

 

だから、
こういう記念に残るものは
二人とも同じレベルのモノにしたいんですよ。

 

で、出た結論が
3段飾りは家のモノで
添え人形を人数分用意して
一人いち人形にしよう、と。

 

厳密にいうと
添え人形はひな人形ではないのですが

三人官女も五人囃子も
もともとは添え人形ですからね。

 

まぁ、添え人形でもいいでしょう、という事で。

 

藤娘と八重垣を買ってきました。

 

で、ここからがビジネスの話。

 

今回は
私の地元の人形屋に行ったんですよ。

 

私の母が
地元の方がメンテしてもらうのが楽だ!
と言い張るので、その意見を尊重しました。

 

どうせ買うなら
もっと有名なお店で買えばいいのに・・・
と思ったのですが

私の実家に飾らせて頂くので
管理者の意見を尊重する事にした、と。

 

私の地元の人形屋は
私が子供のころからあるお店なんですね。

 

昔はそのお店で手作りをしていたそうですが
職人がいなくなってしまったので
今は仕入れて売っている、と言っていました。

 

このご時世、よく倒産しないなぁと思って
店舗内をぐるっと見ていたら
ある事に気づいたんですよ。

 

この商品達、腐らないじゃん・・・と。

 

きちんと手入れをしておけば
来年も再来年も普通に売れますよね。

 

相場も安定しているし、
ニーズも安定している。

 

せどりで扱う中古品みたいに
時間の経過とともに1円に向かって歩いて行くような
生ものではないな、と思いました。

 

つまり、仕入れの失敗がほとんど無い商品です。

 

それでいて昔から営業している店舗であれば
固定客も多いじゃないですか。

 

私も子供の頃、
ここで五月人形を買ってもらった、
と母が言っていましたが

世代を超えてリピートする業種でもありますよね。

 

結構、良くないですか。

 

自分が五月人形を買ったお店で
娘のひな人形を買うのって。

 

浪漫がありますよね。

 

ニーズが常にあり、
リピート客が多く、
商品が腐らない。

 

そりゃあ、なかなか倒産はしませんよね。

 

ま、少子化の波にのまれて
遅かれ早かれ、という感じではあるでしょうし

売れる時期が決まっているので
その時以外はどうするの、という疑問もありますが

最初からそれを織り込んで展開をすれば
普通に食っていける業界なんでしょうね。

 

ウォーレン・バフェットが

暑い夏に、子供がアイスを食べない未来は想像できるか?
私は出来ない。だからアイス会社の株を買う。

 

みたいな話を昔していましたが
それと同じイメージではあります。

 

ひな人形が飾られない日本は想像できるか?

 

出来ないですよね。

 

であれば、
細りながらも一定のニーズは確保できるので
夢は無いけど安定している状況、ですよね。

 

こんな感じで
文化に絡んでいて
なおかつ商品が腐らないビジネスは

今でも手堅くイケるんだなぁと思いました。

 

ちなみに、人形の値段が全然違うのは
人形自体の作り、つまり、顔や髪形の違いと
着物の質の違いで値段が変わるそうです。

 

人形はその造形もさることながら
髪の結い方にも違いがあるらしく、
古典下げ髪と呼ばれる結い方は
現代ではほとんど出来る職人がいないそうです。

 

お店に入るまでは
どれを見ても同じに見える、と思ってましたが

色々と説明を聞くと
確かに全員顔が違ったり、
微妙にポーズが違ったりして

同じ人形は一つとして無いな、と感心しました。

 

こういった日本文化は
次世代にも大切に伝えていきたいですね。

 

こうなったら
三人目は男の子狙いで行くか!

 

末っ子長男。

 

男の子なら
兜や鎧、鯉のぼりが行ける。

 

それはそれで楽しいですよね。

 

・・・という話をカミさんにしたら

「もう産まねーよ!」

と、冷たくあしらわれちゃいました。

 

残念・・・。

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