30代を応援する、群馬の独立系FPです。

学資保険VS自分

01271

子供が生まれた事もあり、
お付き合いさせて頂いている銀行さんや
保険会社さんから
学資保険のおススメが来てます。

 

お声かけ頂けるのは嬉しいのですが
私的にはちょっと微妙ですね。

 

自分で投資したほうが
はるかにリターンは大きいですから。

 

学資保険がダメ、という訳ではなく

私の現状とはマッチしない、というだけです。

 

学資保険のメリットの一つは
設定時期になればまとまった金額を
確実に受け取れる、というものです。

 

仮に世帯主が他界した場合は
それ以降の支払いが免除される保険が多いので
万が一にも安心、みたいな。

 

あと、強制的に引き落とされるので
天引き貯金みたいな感じで
確実に貯まっていきます。

 

それが二大メリットなのですが
まぁリターンは超低いですよね。

 

貯金よりはいいかな、程度です。

 

もちろん、金融資産への投資を勉強するヒマがない、とか
そもそも投資に興味がない、という場合は
学資保険がいいと思いますよ。

 

学資保険を買いたくないから
投資の勉強をする、という動機だと
たぶん運用も滑ると思いますしね。

 

ただ、それなりに知識や経験があり
現時点でそれなりの金融資産を動かしている人は
自分で運用したほうが良いんじゃないの、と。

 

そもそも保険に貯蓄機能なんて
必要ないですかからね。

 

保険なんて掛け捨てでいいんですよ。

 

保険は当たらない事に意味がある宝くじですから。

 

保険は保険。

投資は投資。

 

それぞれの役割を考えて
資金を分散したいところです。

 

ただまぁ、教育資金みたいに
使う時期が決まっているお金ってのは
あまり投資向きではなかったりもします。

 

だからこそ、
私に学資保険を持ってきたんでしょうけどね。

 

例えば、15年後に500万円必要になるとして。

 

毎月コツコツと投資信託を積み立てていっても
15年後の相場が超サブい相場だったらどうですか。

 

日経平均が今の半額、とかになってたら
投資している資金も実質半額とかになるでしょ。

 

つまり、現金が必要になる時に
どんな相場になっているかわからないから
必要な時に必要な金額が揃うかどうかわからない、

だから使う時期が決まっているお金は
投資でそろえようとしてはいけない、と。

 

そういう事なのです。

 

だからこそ、確実に資金を用意できて
なおかつ貯金よりは利回りがいい学資保険を、と。

 

そうなりますね。

 

じゃあ、阿久澤さん、ヤバいじゃん!

 

と思うでしょうが、平気です。

 

ちゃんと戦略を考えてます。

 

私の場合は子供一人につき
毎月3万円を積み立てているのですが
10歳になるまでは
現金1万円と投資2万円で積み立ててます。

 

で、10歳になった時点で
毎月の積立を全額現金にして
5年後、8年後を想像しながら
投資した分を現金化していく作戦です。

 

ま、最初の10年は投資メインで
その後は状況を見ながら現金化していく、と。

 

もしかしたら国債を絡めて
もうちょっと投資するかもしれませんが
まぁ普通に現金化するでしょうね。

 

日本国債なんて旨みないし
外債は為替の変動があるので
教育資金としては不向きですから。

 

こんな感じで私は準備してますが
自分で投資をしていない場合は
普通に学資でもいいと思います。

 

万人に当てはまる最高の保険なんて無いし
万人に当てはまる最高の投資なんてのもありません。

 

自分の状況や環境、リソースをふまえて
自分が出来る最高の判断を探す。

 

それでいいと思いますし
それこそが自分の人生の満足度を高める秘訣だと思いますよ。

関連記事

【知的マネー設計入門】今だけ無料で、特典付き!

登録 解除
お名前(必須)
メールアドレス(必須)

私の公式メルマガ、
【知的マネー設計入門】配信中です。

新車に無料で乗る方法や
元外資系損保社員が語る
保険業界の裏側、
自分年金設計図、など

知的なお金の使い方を
ご紹介しております。

今なら無料ですので、
ご興味をお持ちでしたら
ぜひご登録下さい。

今ならメルマガ登録特典として
【知ってるだけで得をする!誰も教えてくれない、上手なお金の使い方10選】というデジタルコンテンツをプレゼント致しております。

私はこんなFPです。

取引方法の種類