マンガを読めば稼げるようになる理由とは。
最近は引っ越し関係の話が続いたので
今日はちょっとディープな話をしたいと思います・・・。
野球の話が入ってくると
予想していたかもしれませんが、
今日はしません。
もっと衝撃的な事があったので。
衝撃的というか、
かなり来るものがある作品に触れました。
今さら感にあふれていますが、
惡の花、を読んだんですよ。
押見先生のマンガの惡の花、です。
【さくらの唄】という安達先生の超名作漫画がありまして、
私はそれが大好きなんですね。
セリフをソラで言えるぐらい読み込んでるんですが
それでもなお、いまだに読み続けています。
7つの習慣、寄生獣と並んで
大きな影響を与えてくれた作品です。
この並びがいいでしょ。
7つの習慣、寄生獣、さくらの唄。
いかに私が変人なのかが分かります(笑)
で、
そのさくらの唄に大きな影響を受けたらしいんですよ、
押見先生は。
そんな話を前に聞いていて、
気にはなっていたのですが
私的には絵がとっつきにくかったので
今までスルーしてました。
ですが、昨日キンドルストアを見ていたら
全巻セットで売っていたので購入し、ダウンロード。
で、一通り読んでみたのですが・・・。
超、面白かったです。
読み終わった後も
興奮して寝れませんでした。
ほぼ徹夜で3往復しちゃいましたよ。
たぶん、ですが
太宰治が好きな人はハマりますね。
私は好きではないですが。
エヴァンゲリオンが好きな人もハマるでしょう。
私は好きではないですが。
公式テーマは思春期の葛藤と成長なのですが
私的には閉塞感とか理想と現実とか
そういう部分を強く感じましたね。
なんというか、
むき出しの神経をなぞられる感じがありました。
胃が痛くなるこの感じ、久々です。
さくらの唄とはまた一味違いますが
これはこれで惡の花も良い作品ですね。
結局はガキのわがままな訳ですが
誰もが通る道であり
その時を思い出して考える。
考えて考えて自分なりの結論を出す。
折り合いをつけると言った方がいいのかな。
そんなこんなで
色々と考えるきっかけになった作品でしたね。
いや、それにしても・・・。
佐伯さんが浮かばれないというか、なんというか・・・。
ヤンデレ感がハンパないっすね。
こんな子が近くにいたら惚れてますよ。
頭が良くて行動力が高くて
確固たる信念があって
ルックスが良くて言葉にキレがある。
それでいて、ちょっと病んでる。
読みながら、マジでもう許してくれ!と叫びたくなりました。
現実の象徴でもある佐伯さんは
出来たらもっと幸せになって欲しかったですが
それもまたメッセージの一つなんでしょう。
いいキャラしてますよ。
で、大変長い前置きですが
ここからやっとビジネスの話になります。
惡の花は、著者さんの価値観や思考が
非常に強く出されている作品です。
オレはこう思うんだ!!!!!!!!!
という感じで
自分の頭の中身を隠す事無く
全てをぶつけてきている、という感じ。
それこそが
情報発信でやるべき事であり
コンテンツとして作るべきモノだと思います。
表現、というと聞こえはいいですが
もっとドロッとしたモノだと思うんですよ。
ノウハウやキュレーションというのは
情報を送る理由にすぎません。
なんの理由もなしに情報を送るから
スパムと思われちゃうのです。
だから情報を送る理由として
ノウハウやキュレーションがあるわけですが
それだけだと片手落ちなんですよ。
意味がないとは言いませんが
ふーん、で終わります。
そうではなく、
そこに自分の感性を加える、
自分の感情を加える、
自分の価値観を加える。
そうする事で
熱狂的なファンを生むわけです。
この本の主人公は、私だ・・・。
と思ってもらえるぐらい
自分を強烈に伝えていく事が
情報発信やコンテンツ作りで最も重要な事であり
それをしないのであれば
情報発信やコンテンツ作りをしても意味が薄い、と。
私はそう思います。
結構、遠慮している方も多いんですよ。
自分の発信情報や、コンテンツ作りに。
そうではなくて
もっとエゴイスティックなまでに
自分のかくありたい姿を伝えていく。
オレはこう思う。
私はこうしたい。
それを伝える事が
情報発信やコンテンツ作りでは重要なのです。
芸術家もそうですよね。
作品を通じて
自分の考えや価値観を表現している。
そこには自分しかないわけでして
余計な不純物は入っていません。
逆に言うと、そうじゃないとダメ、という事ですよね。
100人に嫌われても
10人に好かれれば
大きな利益を出せます。
それがネットの世界であり、
芸術、つまり、コンテンツの世界です。
だからこそ
自分というものを全てさらけ出し、
それに共感して下さる方だけに好かれればいいのであって
万人に好かれる必要はありません。
あえて嫌われるメッセージを投入する必要もありませんが
嫌われる事を恐れて
自分を隠していては稼げるようにはなりません。
自分の主義、主張、価値観を前面に出し
それを伝える事こそが
リストを人間に変える事であり
大きな利益に繋げる事になるんだな、と。
惡の花を読んで、改めてそう実感しました。
今日の投稿、意味がわからん!
という方も多くいそうですが
その場合は情報発信をしてみるといいですよ。
それがあなたの【向こう側】になりますから。
逆に
情報発信やコンテンツ販売をすでにしている方には
ド刺さりしていると思います。
ていうか、今の少年誌では
こんな作品が読めるんですね・・・。
別冊とはいえ、少年マガジンですからね。
私が子供の頃の少年漫画なんて
ドラゴンボールとか珍遊記ですよ。
全然違う。
今の子供は幸せです。
すでに完結しているマンガですので
一気読みも出来ますから
ご興味をお持ちでしたら、どうぞ。