守りを固めるだけでは変われない。
久々に面白い本を読みました。
安達哲さんの
さくらの唄を読んだ時と
同じ衝撃がありましたよ。
ダイレクト出版さんの
秘・資産形成術という本なのですが
いやぁ、素晴らしい内容です。
私がFPとしてお伝えして行きたい事が
しっかりと書かれています。
FPアドバイスの基本というか流れとしては
固定費の見直しが中心ですよね。
保険やら住宅ローンやら
固定費、日々の支出、税金の見直しをして
生活コストを削っていく。
つまり、削る事が中心なのです。
もちろん削る事は重要ですし
最初にやらなくてはいけません。
穴の空いたバケツに水を入れ続けても
絶対に水は溜まりませんからね。
まずは穴をふさがないとダメです。
ですが、その穴をふさいだ後、どうしますか。
水が溜まるのを待ちますか。
私がお伝えしたいのは、そこなんですよ。
水が溜まるのを待つのではなく、
水の量を増やしましょう。
つまり、収入を増やしましょう、と。
しかも、投資以外で。
投資の利回りじゃあ、
水の量は急には増えないでしょ。
投資で年間1000万円の税引き後利益を出すのって
超大変じゃないですか。
超大変というか、かなりのタネ銭、
要は投資資金が必要ですよね。
それだけの投資資金を用意出来る人は
そもそも最初からムダな支出なんてないか、
今まで地道に運用されてきた方でしょう。
という事は、削る事だけやっていても
絶対に人生変わるほどの変化は無いんですよ。
削って地道に投資を続けても
変化を感じるのは20年後や30年後です。
そろっと第四コーナーを回ったかな、
という段階でお金持ちになった事に気づいても、
何が出来るんですか。
もちろん、長い老後を考えると
それもまたアリかな、とは思いますが
どうせだったらもっと早くお金持ちになりたいですよね。
お金持ちになりたいというか、
お金に支配されない人生を歩みたいでしょ。
このあたりが非FP的だとは思うのですが
お金のコントロールをしないと生きていけない、
という状況から一日も早く脱出したいじゃないですか。
もちろん管理は必要ですが
生きるか死ぬかの管理ではなく
余裕をもった上での管理にしたいでしょ。
その為には、キャッシュフロー計画にそった人生ではなく
人生の下にキャッシュフローがある状態にしないとダメですよね。
じゃあ、どうしたらいいのか。
その方法が書かれている本です。
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これを理解して実戦すれば
間違いなく人生変わると思いますよ。
