マンガで人生を学ぶ。
先日、JOJO第四部を一気読みしてやりました。
JOJOは全てのパートで
登場人物がキレッキレな訳ですが
その中でも私は第四部が好きですね。
ダイヤモンドは砕けない章です。
で、第四部の登場人物で一番好きなのは
仗助でも康一でも岸辺露伴でもなく(もちろん彼らも好きですが)
なんと吉良吉影だったりします・・・。
JOJOは敵キャラというか、
各パートのラスボスがステキな漫画なのですが
(クソッタレな神父は除きますが)
その中でも吉良吉影は圧倒的にステキです。
DIOよりカッコいいと思ってます。
何故か、というと
キラークイーンが超絶カッコいいのもありますが、
生き方というか、考え方にすごく共感するからです。
まさかとは思いますが、誤解しないで下さいね。
彼のダークな部分ではないですよ。
反吐が出るような趣味に共感しているのではなく、
生きて行く姿勢が素晴らしい、と。
激しい『喜び』はいらない。
そのかわり、深い『絶望』もない。
『植物の心』のような人生を。
『勝ち負け』にこだわったり、
頭をかかえるような『トラブル』とか、
夜もねむれないといった『敵』をつくらない、というのが、
わたしの社会に対する姿勢であり、
それが自分の幸福だということを知っている
とかって言われると、
あぁ、分かるぅ、となります。
他にも、異常に用心深いところとか
自分の信念の為には徹底的に行動できるところとか、ね。
そこにシビれる!憧れるゥ!!
ま、彼の趣味は絶対に許されるものではないし
(爪を切って保管しておく事以外は)
持って生まれた性とは言っても
ダメなもんはダメだろ、とは思いますが
ポリシーと行動力はスゴイと思います。
で、マンガというのは
決してバカにしたものではなくて、ですね。
情報を伝えるという事を考えた場合、
漫画ほど適したものは無いわけです。
効率良く情報を伝える事が出来ます。
漫画一コマを文字にしたとすると、
何百文字になると思いますか。
セリフだけじゃなく、
表情や動きまで文字にするとしたら、
とんでもない文字数になるでしょ。
逆に言うと、
たった一コマで
超大量の情報を伝える事が出来るのが
漫画のスゴイところなんですよ。
ちなみに、マンガというのは
人間の脳でしか読めないそうです。
人間以外の生物がマンガを見ても
文字と絵をバラバラに認識してしまったり
コマの流れが分からなかったりして
一つの情報として認識出来ないんだとか。
つまりマンガとは
ヒトの脳に特化した
優秀な情報伝達手段、という事です。
情報伝達として優れている、という事は
中身が素晴らしければ
マンガと言えど十分勉強になるんですよ。
特にJOJOみたいに
全てのキャラが生き方やポリシーを持っている作品は
メチャクチャ面白いし、勉強になります。
「マンガなんて読んでんじゃねぇ!」と指導する
ネット起業家の方も多いのですが
私としては別にイイと思いますよ。
マンガというイメージが遊びに繋がっているし、
マンガを読む時間を作業に使えや!という
意味でもあるんでしょうが
自分の勉強や刺激になるなら
私は全然アリだと思います。
むしろ、効率よく学べるとさえ思ってますよ。
という事で、マンガはガンガン読みましょう。
ギャグ漫画オンリーだと微妙ですが
哲学が盛り込まれているマンガや
テーマがハッキリしているマンガなら
大いに勉強になりますからね。
ああ・・・。
それにしてもカッコいいぜ、キラークイーン。
ちなみに今回の投稿は
ちょっとジョジョ風にしてみました。
わかる人には分かるはず。